プログラム言語を扱う仕事をしているシステムエンジニアの人口は、減少している傾向にある。その要因として、まず挙げられるのは業務時間についての問題だ。残業が多いことや休日出勤が多いことで不規則な生活を送ることが多いため、体調を崩す可能性があることが懸念されているのである。この問題に対応できる人材の条件として、自己管理能力に優れているかという部分が問われることになるため、雇える人材が限られてくるのだ。これを解決するためには、1つの仕事を大勢で負担しながら片付けていく方法を取るのがいいかもしれない。
　次に挙げられるエンジニアの人口減少の要因は、技術力の問題です。エンジニアの仕事は技術が新しいものへと変わっていくスピードが速い傾向にあるのが特徴だ。半年や1年の間で大きく変わってしまうこともあるため、技術の変化スピードについていけないことで、人口が減ってしまう場合もある。この問題を解消するには、新しい情報や技術について敏感になれる人を雇う必要があるといえるだろう。そうすることで新しい発想を生み出す人材を確保することにもつながり、企業にとってのメリットが大きくなるはずだ。
　また、エンジニアの人口を増やすためには、自己管理能力を身につけることができる施設や新しい情報を提供してくれる場所への投資を行ってみるのも有効な手段だといえる。エンジニアの人口を増やすためには、求められる能力を持った人材へと育成していく動きが必要になるだろう。